昨日は、竹田までお出掛け
“紫根染め”の体験をしてきました。
紫根染に使う植物は
紫草と書いて
ムラサキと読むのだそうです。
この紫草の根っこが紫根
こちらです
掘りあげて土をはらって乾燥させたものです
(はらってはありますが、多少の土は残っています)
これを細かく刻んで袋に入れ
水の中で揉み出し、染液を抽出します
ある程度の色が出たら
桶に溜めていきます。
こちらは、色素抽出が終った後の紫根です
ちなみに
紫根は、土がついたままの状態で使います。
洗うと、色素も流れ出てしまうからだそうです
桶に溜める際にには、布で越して
土を取り除きます。
まずは地入れ液に浸して、染めの準備をします
染めむらが出ないようにする為だそうです
いよいよ染色
先ほど抽出した染液は、薄めて使います
染液の入ったボールをカセットコンロにスタンバイ
地入れの済んだ布を軽く絞り
布を広げながら、折り畳みつつ染液にひたして
コンロに火をつけます
40℃まで温度を上げて行きますが
ボールの底が熱くなるので、布が焦げてしまわないように
底から浮かせつつ
でも
布が、染液からは出ないようにしながら温めます
40℃になったら、コンロの火を消し
染めむらが出ないように、ひたすら布を繰ります。
25分ほど・・・
出来るだけ、40℃をキープです
25分経ったら
軽く絞り
水洗い
水洗い後、媒染液にて媒染25分
媒染液に浸けると、見る間に色が変わります
そして、水洗い
と云う工程を、5回繰り返します
3回ほど繰り返すうち、最初は透明だった媒染液がこんな色に
通常は、5回染めだそうですが
今回は、参加者も少なく
手際よく作業が進んだので、6回染めが出来ました♪
染液6回目が終了後、水洗いして終了です
最後は、軽く絞って干しますが
太目の物干し竿を利用するか
ハンガーや紐などを利用する場合
2本を用意し、間隔を開けて干すと良いとの事でした。
細い紐やハンガーに掛けて干すと
かけていた部分の色が抜けて、むらになってしまうそうです。
昼食は、地元食材のお弁当
こんにゃくのお寿司がとても美味しかった♪
8:30~15:30までの体験でしたが
お昼休みも早々に切り上げて、頑張ったので
6回染めをしたにも拘わらず
15:10位には、終了いたしました。
今回は“えきすぱ”のイベントの一環でしたが
11月には、毎年恒例の紫根染め体験があるそうですよ
こちらは、参加者が少なかった場合のみ
ネットでのお知らせがあるらしいです。
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