2015年9月21日月曜日

紫根染め

昨日は、竹田までお出掛け

“紫根染め”の体験をしてきました。

紫根染に使う植物は
紫草と書いて
ムラサキと読むのだそうです。

この紫草の根っこが紫根

こちらです
掘りあげて土をはらって乾燥させたものです
(はらってはありますが、多少の土は残っています)

これを細かく刻んで袋に入れ
水の中で揉み出し、染液を抽出します
ある程度の色が出たら
桶に溜めていきます。

こちらは、色素抽出が終った後の紫根です
 

ちなみに
紫根は、土がついたままの状態で使います。

洗うと、色素も流れ出てしまうからだそうです

桶に溜める際にには、布で越して
土を取り除きます。


まずは地入れ液に浸して、染めの準備をします
染めむらが出ないようにする為だそうです

いよいよ染色

先ほど抽出した染液は、薄めて使います
 染液の入ったボールをカセットコンロにスタンバイ
 地入れの済んだ布を軽く絞り
 布を広げながら、折り畳みつつ染液にひたして
コンロに火をつけます
40℃まで温度を上げて行きますが
ボールの底が熱くなるので、布が焦げてしまわないように
底から浮かせつつ
でも
布が、染液からは出ないようにしながら温めます

40℃になったら、コンロの火を消し
染めむらが出ないように、ひたすら布を繰ります。
25分ほど・・・

出来るだけ、40℃をキープです

25分経ったら

軽く絞り

水洗い

水洗い後、媒染液にて媒染25分

媒染液に浸けると、見る間に色が変わります
そして、水洗い
と云う工程を、5回繰り返します

3回ほど繰り返すうち、最初は透明だった媒染液がこんな色に

通常は、5回染めだそうですが
今回は、参加者も少なく
手際よく作業が進んだので、6回染めが出来ました♪

染液6回目が終了後、水洗いして終了です

最後は、軽く絞って干しますが
太目の物干し竿を利用するか
ハンガーや紐などを利用する場合
2本を用意し、間隔を開けて干すと良いとの事でした。

細い紐やハンガーに掛けて干すと
かけていた部分の色が抜けて、むらになってしまうそうです。


昼食は、地元食材のお弁当

こんにゃくのお寿司がとても美味しかった♪

8:30~15:30までの体験でしたが
お昼休みも早々に切り上げて、頑張ったので

6回染めをしたにも拘わらず
15:10位には、終了いたしました。

今回は“えきすぱ”のイベントの一環でしたが
11月には、毎年恒例の紫根染め体験があるそうですよ

こちらは、参加者が少なかった場合のみ
ネットでのお知らせがあるらしいです。


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