2012年3月30日金曜日

つわ

『つわ』の季節がやってきました。
『蕗』も好きですが、『つわ』は、別格!!

子供の頃から、食べ慣れているからでしょうか?
口に入るまでには、結構な手間が掛かるのですが・・・。
それでも毎年、この季節になると
山に入って、採取してきます。

山に入って採取するまでは、結構楽しい作業ですが
家に持ち帰ってからが大変です。

30分程の収穫で、一日がかりで皮むきをする羽目になります。

おまけに、アクで手が真っ黒に・・・。

そんなこんなで、調子に乗って収穫しすぎたからといって
おいそれと、他人さまに差し上げるわけにもいかないので
自分自身がエライ目に合うわけです(笑

しかし、昨日の帰り道に
収穫してきた『甘夏』を持って
実家近所の小母ちゃんへお裾分けを・・・。

ついでに、「剥いてないけど、つわ要る?」って聞いたら
「要る!!」って言ってくれたので
これからは、心置きなく収穫出来ます♪

こんな感じで生えてます
 写真に写っている物は、ほとんどが成長しすぎていて食べられません。
(収穫後に撮影したもので・・・。)
 本日収穫してきた分。
葉や茎に、産毛が生えているものが、食用になります。
成長すると、産毛が無くなり
葉も茎も、つやつやに。
昨日の収穫分
塩水につけて、しばらく置きます。
すると、皮が剥きやすくなるんです
一昨日、収穫分
空気にさらしておくと、すぐに真っ黒になってしまうので
剥いたらすぐに、水に漬けておきます。

剥き終わったら、
漬けて置いた灰汁水ごと火にかけ茹でていきます。

灰汁水ごと茹でると、とてもきれいに仕上がります
茹でるといっても、沸騰したらすぐに火を止め
茹で汁を捨て、新しい水にとります。

ここまで来たら、後は料理をするだけです。

大量にあるので、大方は冷凍されます(又・・・。

太さを分けて冷凍しておくと
使う時便利です。

太目の物は煮物に
細めの物は、炒め物に。

2 件のコメント:

  1. くろごまきのこ3/31/2012

    こんにちは。
    「つわ」って植物(野菜?)、初めて知りました。
    市場に出てるんですかね?
    単に私が知らないだけなのか・・・?

    よめちゃんサンのブログはとてもためになります。
    以前載せていらした生姜の佃煮も、安くで手に入ったら是非作ってみようと思っているのですが、なかなか・・・(><)

    また色々勉強させてくださいね(^^v)

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  2. くろごまきのこさま

    コメントありがとうございます。

    「つわ」は、正式名称「つわ蕗」です。
    海の近くの山林に自生する植物で
    半日陰を好むようです。

    日南辺りで、栽培種の育成もしているみたいで
    こちらは、一本丸ごと剥いた状態のものが
    数本の束になって、販売されています。

    こちらのスーパーでは、この時期普通に見かけますが
    そちらではどうなんでしょう?

    灰汁が強くて、くせのある山菜?なので
    好き好きはあると思います。

    私としては、栽培種よりも自生種のほうが
    香りが強くて、好きですけど・・・。

    根っこから掘りあげて、庭などに植えると
    海の近くでなくても、ちゃんと定植できます。

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