『つわ』の季節がやってきました。
『蕗』も好きですが、『つわ』は、別格!!
子供の頃から、食べ慣れているからでしょうか?
口に入るまでには、結構な手間が掛かるのですが・・・。
それでも毎年、この季節になると
山に入って、採取してきます。
山に入って採取するまでは、結構楽しい作業ですが
家に持ち帰ってからが大変です。
30分程の収穫で、一日がかりで皮むきをする羽目になります。
おまけに、アクで手が真っ黒に・・・。
そんなこんなで、調子に乗って収穫しすぎたからといって
おいそれと、他人さまに差し上げるわけにもいかないので
自分自身がエライ目に合うわけです(笑
しかし、昨日の帰り道に
収穫してきた『甘夏』を持って
実家近所の小母ちゃんへお裾分けを・・・。
ついでに、「剥いてないけど、つわ要る?」って聞いたら
「要る!!」って言ってくれたので
これからは、心置きなく収穫出来ます♪
こんな感じで生えてます
写真に写っている物は、ほとんどが成長しすぎていて食べられません。
(収穫後に撮影したもので・・・。)
本日収穫してきた分。
葉や茎に、産毛が生えているものが、食用になります。
成長すると、産毛が無くなり
葉も茎も、つやつやに。
昨日の収穫分
塩水につけて、しばらく置きます。
すると、皮が剥きやすくなるんです
一昨日、収穫分
空気にさらしておくと、すぐに真っ黒になってしまうので
剥いたらすぐに、水に漬けておきます。
剥き終わったら、
漬けて置いた灰汁水ごと火にかけ茹でていきます。
灰汁水ごと茹でると、とてもきれいに仕上がります
茹でるといっても、沸騰したらすぐに火を止め
茹で汁を捨て、新しい水にとります。
ここまで来たら、後は料理をするだけです。
大量にあるので、大方は冷凍されます(又・・・。
太さを分けて冷凍しておくと
使う時便利です。
太目の物は煮物に
細めの物は、炒め物に。
こんにちは。
返信削除「つわ」って植物(野菜?)、初めて知りました。
市場に出てるんですかね?
単に私が知らないだけなのか・・・?
よめちゃんサンのブログはとてもためになります。
以前載せていらした生姜の佃煮も、安くで手に入ったら是非作ってみようと思っているのですが、なかなか・・・(><)
また色々勉強させてくださいね(^^v)
くろごまきのこさま
返信削除コメントありがとうございます。
「つわ」は、正式名称「つわ蕗」です。
海の近くの山林に自生する植物で
半日陰を好むようです。
日南辺りで、栽培種の育成もしているみたいで
こちらは、一本丸ごと剥いた状態のものが
数本の束になって、販売されています。
こちらのスーパーでは、この時期普通に見かけますが
そちらではどうなんでしょう?
灰汁が強くて、くせのある山菜?なので
好き好きはあると思います。
私としては、栽培種よりも自生種のほうが
香りが強くて、好きですけど・・・。
根っこから掘りあげて、庭などに植えると
海の近くでなくても、ちゃんと定植できます。